もうすぐ2019年も終わりですね。皆さんにとって今年はどのような年でしたでしょうか。
来年こそ、ステキな人と出会えるように、初詣ではしっかりお祈りしておきたいところ。
また、カップルになった方にはお正月のデートスポットとしてもおすすめですよ。
今回は滋賀県のパワースポットのひとつでもある「白髭神社」についてご紹介します。
「白髭神社」は近江最古の大社と言われ、創建は1900年前。第11代天皇の垂仁天皇の頃とされています。ご祭神は猿田彦命(さるたひこのみこと)で、延命長寿・縁結び・子授け・開運招福・学業成就・交通安全・航海安全など、人の人生にまつわる道案内の神様として信仰を集めています。
「白髭神社」というと、インスタ映えとして「湖中大鳥居」ばかりが取り上げられていますが、境内には、大正の歌人与謝野鉄幹・晶子夫妻が神社を訪れた際に詠んだ歌の歌碑や、松尾芭蕉、紫式部の近江をテーマにして詠んだ歌碑が建てられています。
紫式部の歌碑がある場所は、神社と琵琶湖を眺めれるおすすめビューポイントですので、要チェックです。
また、社務所に申し出ればご朱印をいただくことができますので、神社を訪れた記念に取得しておきたいところです。(御朱印料300円)
白髭神社のシンボルとも言える「湖中大鳥居」ですが、いつごろ何の目的で建てられたのかはわかっていません。現在立っている鳥居は、昭和56年に補償事業で再建されたものです。
鳥居は、高さは湖面から約10m、幅は8mとなっており、湖面にそびえたつ姿は「近江の厳島」とも呼ばれています。
朝、昼、夜とそれぞれに違う表情を見せる琵琶湖の風景と共に、神秘的な鳥居の写真を撮影することができます。また、天気の良い日は鳥居の間から「沖島」をとらえることもできますよ。
ただ、こちらの大鳥居に行くには、国道161号線を横切らなければならず、お正月ともなると大変混雑していますので、安全確認をしっかりしてから渡るようにしましょう。
見どころいっぱいの白髭神社で初詣をして、2020年の良いスタートを切ってみてはいかがでしょうか。